【入国】
・人間:無料(90日間)
・バイク:無料(90日間)
【出国】
・人間:無料
・バイク:無料
【その他】
・保険:未加入
・ガソリン:約770ペソ/リットル(オクタン価93)
・通貨:ペソ 475ペソ≒1USドル
・走行距離:5748.6km
【メモ】
チリには何度か出入りをしたのでその度に異なる国境を使用した。どこの国境でも人、バイク共スムーズに手続きを行うことが出来たので問題ないが、注意すべきは食料である。チリには生鮮品や牛乳などの一部食料の持ち込みが禁止されている。一応荷物の検査がある(場所によってはX線検査もあるらしい)ので入国前にそれらを処分しなければならない。米やパスタ、缶詰などは問題ない。所持が見つかると最悪罰金処分になるらしい。といっても僕が受けた検査はとても形式的なものだった。バイクから荷物を外さず、バッグの口を開けて「はい、いいですよ」で終わる時もしばしば。
それにしてもボリビアのウユニからチリのカラマへと抜けるアバロア国境はかなりタフな道のりだった。
保険は未加入。
南北に細長いチリでは、5号線がその国土を貫いている。日本の高速道路のようで距離を稼ぐには楽ではあるが、景色の変化に乏しく走っていて面白くない。さらにPeaje(料金所)が多数あり結構高い。なので僕は極力5号線を使わずに南下した。
5号線を外れるとほとんどが生活道路といった感じ。北部アタカマ砂漠を除けば程よい感覚で町があるので、給油や食事に困ることは無い。景色の綺麗な未舗装区間があったり、川に橋が架かっておらず渡し舟で渡ったりという楽しみがあった。となりのアルゼンチンへ向かうときには峠越えもあるが、基本的には海岸線を走られるためきつい坂道は無い。
ガソリンは高い。これまでの国で一番。特にパタゴニア地方は高く、チレチコなどではレギュラー1リットルが920ペソ(約2ドル)もした。
単位は距離がキロメートルでガソリンはリットル。
南北に細長いチリ。北部はアタカマ砂漠、南部はパタゴニアと対極の表情を持つ。じりじりと太陽の照りつけるアタカマ砂漠の果てしない一本道も、世界一美しい林道と言われるパタゴニアのアウストラル街道も、バイクで走っていて本当に楽しかった。
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