2010年1月2日土曜日

歩2=?iso-2022-jp?B?GyRCRnxMXCEhGyhC?=北海道稚内市別海

天候 吹雪
気温 6時 17.5度(室内)
   15時 0.7度

今日からついにオロロンラインに入る。
オロロンラインとは稚内から石狩まで日本海沿いを走る道で、もしバイクなんかで旅するならとても気持ちの良い道だ。しかし冬の歩き旅には過酷な道だと思う。風をさえぎるものがなく、どこまでも真っ直ぐ延びる道にため息が出る。そんなオロロンラインの稚内〜手塩間は特に辛い。他の部分は国道なのに、この区間は道道で、それ故に何もないのだ。そんな区間にこれから突入する。距離は約70km。3日あれば抜けられるだろうが、途中に店もないから3日分の食糧を持った。魔の3日間。僕は親しみを込めてそう呼ぶことにした。

6時過ぎ起床。昨日の夜は温泉で疲れを癒し、友人が明日からのためにと用意してくれたジンギスカンで栄養を蓄えると、22時を待たずに眠くなってしまった。暖かい布団で寝られるのも当分お預けになるだろと、23時には眠りについた。
それにしても友人には大変お世話になった。これだけ順調にスタートを切れたのも彼のお陰だ。

7時45分。最後まで見送ってくれた友人にお礼を言って出発した。等圧線が混みすぎてもはや北海道の形がわからなくなった天気図は見なかったことにして、時折の強風もなかったことにして。

8時30分。市内最後のセイコマ(セイコーマート、コンビニ)で休憩。雪は降っていないものの相変わらずの強風。海沿いに抜けたらどうなのか、ちょっと心配。

9時20分。海沿いに出る。道道106号。予想通りの強風。いや、もはや暴風。突風が吹くとふらついてしまうほど。さらに雪まで降ってきて横殴り。これは何かのアトラクションだろうか?そんな気持ちにさせられる。でもなぜかテンションが上がる。やや追い風なのが救い。

11時00分。抜海駅への分岐に到着。歩行距離約17km。あまりにも天候が荒れるようなら抜海駅のあたりにテントを張ろうと思っていたが、かなり早く到着してしまったために先に進むことにする。抜海郵便局の軒下で昼食。ベーコンサンドイッチにコーヒー。朝作ってきた。

12時00分。抜海神社前を通過。しばらく進むが、道端が狭まりかなり危険。気温がマイナスではないため路面の雪は溶け、車はかなりのスピードだし、何より風がさらに強くなってきて、これ以上進むことを断念。抜海神社を偵察すると、風を避けられそうな場所があったのでテント設営開始。
13時00分。テント設営完了。外は大荒れなのにテントの中に入るとほっと落ち着けるから不思議だ。

今日は思ったほど進めなかったけど、早めに休んで明日頑張りたいと思う。

ちなみに今日の夕食はラーメン。鷹の爪投入で体ぽかぽか。

余談
九州を旅している知人からメール。緑の芝生の上に綺麗な開聞岳の画像付き。南九州はすでに春の香りだとか。うらやましい。

写真1
海沿いに出た。大荒れだった。

写真2
今日の寝床。雪の壁で些細な抵抗。

6 件のコメント:

  1. 車に轢かれんように!!

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  2. 魔の半角数字だねw
    歩くペースは順調のようで。
    そこからがオロロンライン本番。
    生きて抜けろ!

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  3. クルマには、ホント、気をつけて下さい。
    って、どうしようもないんですけどね。
    明日あたりから、クルマも増えるので。
    トンネルも怖いです。
    早めの判断、正解ですね。
    オロロンを切り抜けて下さい。

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  4. anonymusさん

    ありがとうございます。
    車にはかなり神経質になってます。

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  5. タイシさん

    まさに魔の半角!笑
    なんとか天塩まで抜けたよ。生きててよかった~!

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  6. タイ象さん

    ありがとうございます。
    オロロンはトンネルがないので、その点では安心です。
    車にはホント気を付けます。

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