・日数 98日
テント 58
友人宅 21
道の駅休憩所 7
バス停 5
ライダーハウス 1
無人駅 1
ファミレス 1
ナイトラン 3
道の駅でもバス停でも、テントを張ったらテント泊と数えました。テントはもはや家ですね。マイハウス。歩き疲れてテントを張って、中に入ると本当に落ち着くんです。あの狭い自分だけの空間に、ふぅ〜っと安堵のため息が出ます。
続いて友人宅が多かったです。各地に僕を迎え入れてくれる心優しい友人がいてくれて本当に助かりました。やはりずっと野宿ばかりだと体も疲れるし、荷物もまとまりなくなってくるし、そういう時に泊まらせともらえるとあらゆる面でリセット出来るのでありがたいです。泊めくれた皆さん、ありがとうございました。
あとは臨機応変に寝る場を確保したって感じですか。そしてナイトランはコメントを控えたいと思います…笑
・歩行距離 約3200km
だいたい3000kmかな?と思っていましたが、200kmもオーバーしてました。下北半島歩いてみたり、峠越えてみたり、丹後半島寄ってみたりしていたらの結果ですね。でもやっぱり冬の奥入瀬きれいだったなぁ。
・費用 約115000円
12万以内で収まりました。
ほとんどが食費です。基本的に野宿で宿泊費がかからないので、当たり前と言えば当たり前ですが。
あまり贅沢をせず、野宿と自炊をすれば安くあがるものです。その分荷物は増えますが。
確かにご当地のおいしいものも食べながらも魅力的ですが、貧乏旅だからこそ見える事もたくさんありました。そして僕にはその方が合っているようです。というのは貧乏旅人のひがみですね…笑
・リーチング佐多岬参加者 16人
僕の予想を遥かに上回る人数でした。というか、スタート前は誰もいないのでは?と思っていたくらいですよ。
参加してくれた皆さん本当にありがとうございました。忘れられない思い出となって心に刻まれています。心より感謝いたします。
以下はまったく参考にならないデータあれこれです。
・1日の最長歩行距離 65km
荷物背負ってこの距離は軽く死ねます。ていうか死にました…。
・1日の最短歩行距離 1km
東京の友人宅から日本橋までの距離でした。しかも帰りは自転車という軟弱ぶり。
・最高到達点 846m
箱根峠です。さすがは天下の剣。きつかったです。夜はまさかのマイナスでした。
・最低気温 -12度
北海道の赤井川と岩手県の一関でタイ記録です。一関ではちょうど寒波に襲われたのと、峠の途中だったのでかなり冷え込みました。赤井川では普通にこの気温でしたけど。いつも起きてからの測定だったので、寝ている夜中はもう少し下がっていたかもしれません。
・最高気温 26度
26度はもう夏ですよ。島根県の松江と鹿児島県の志布志での記録です。汗だくだくです。
・最長トンネル 3692m
歩き旅のトンネルは避けたいもののひとつですね。大型トラックのすれすれのパッシングに何度ひやりとしたことか。最近はきちんと歩道が整備されているようですが、さすがに3kmを越えると長いですね。抜けるのに40分かかりましたよ。兵庫県の神鍋高原のトンネルでした。
・穴をあけた靴下 8足
靴下はもはや使い捨て状態でした。なので少しくらい穴があいても頑張って履いていましたが、それでも10日も履けばもうぼろぼろです。まぁ歩いた距離を考えると仕方のない事ですけどね。
・履き潰した靴 1足
さすがブリジストン!拍手を送りたいです。まさか岩手県で買った靴で佐多岬まで歩けるとは思いませんでした。2000km以上を歩いて靴底はだいぶ減りましたが、今なお健在です。素晴らしい。
なので潰した靴はスタート時に履いていたブーツだけなのです。
・食べた食パン 星の数
食パンはどれだけ食べたことか!
網を持っていかなかったので基本サンドイッチ。そしてはさめるものはなんでもはさみました。野菜、肉、卵、ハム、ベーコン、チーズ、コーン、揚げ物、ハンバーグ、あんこにきな粉まで。サバ缶なんてのもありました。とにかくはさみまくり食べまくりですよ。
夜のテントでサンドイッチを作っておいて、朝と昼(店で買えない時など)に食べる感じでした。寒い夜は、はさんだ卵がうっかり凍ってた事もありましたけど。
・職務質問 3回
夢の中のも含みます…笑。まぁ3回で済んで良かったなと。
全て西で受けました。関東過ぎるまで受けなかったのはただの偶然ですかね?
・転んだ数 5回
北海道でよく転びました。日中晴れると雪が融け、夜中に凍ってしまうのでかなり危険。つるつるなのです。スケートみたいに歩いてました。
とにかく荷物が重いので、一旦体勢が崩れるとそのまましりもちです。起き上がるのもまた大変でした。
・淡い恋物語 0回
出会いはたくさんありましたけど、恋の出会いはありませんでした。残念…笑
とまぁこんな感じの結果でした。
数値化出来るものは書き記しましたが、それよりも数値では表せないたくさんの励ましがあってこその旅でした。
それは実にいろんな形で受け取りました。電話やメール、寄せ書きだったり。わざわざ差し入れを持って来てくれたり。もちろん泊めてくれた人もそうですし、道すがら励ましの言葉をかけてくれた人もそうです。無事に歩き切れたのも応援してくれた皆さんのおかげです。全員にこの場を借りてお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。
写真1
功労賞。まだまだ健在。
写真2
桜島が噴火してた。地元民はおどろかない。
写真3
帰りは佐多岬から拉致られた。垂水市にある馴染みのライダーハウスまで。90リットルのバックパックも旅慣れたライダーには朝飯前。
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