2009年12月17日木曜日

出発前夜 〜35才のオギャー〜

いよいよ明日、出発地点の北の大地に向けて出発する。

まず目指すはニセコ。そこは言わずもがな国内屈指のスノーリゾート。そこで約1週間、高度順応ならぬ寒度順応で、これからの寒さに向けて体を慣らしていく…

というのは大義名分。笑

要は雪山遊びまくり、スノーボードしまくりの1週間である。出発までのちょっとした息抜き。なんだか大寒波が日本列島を襲っているみたいで、心配していた積雪も問題ないみたいだし、ひょっとしてお腹いっぱいパウダー喰いまくりで、スノーシュー持っていった方がいいのかな?なんてほくそ笑んでいるのだが。

それはさておき。

宿の関係で20日までにニセコに到着したいわけで。そこまでの移動はヒッチハイクを考えていたのだけど、そこでまずいきなり問題が発生するのである。

ヒッチハイク。

恥ずかしながら僕はこれまでヒッチハイクをしたことがない。はっきり言ってそれはかなり苦手な分野である。
これまでの僕の旅を鑑みると、基本的に自分で移動をしていく旅だった。それは車だったりバイクだったり自転車だったり歩きだったりしたのだけど、自らの舵(意志)で進んでいくていう大前提がある旅だった。だけどヒッチハイクはそうではない。

受動的移動。

バスや電車に乗って感じるそれが、ヒッチハイクにもある。そしてヒッチハイクには無償で移動手段を得るという、なんだかちょっと後ろめたい気持ちも上乗せされている。僕の考えすぎなのかもしれないが、そんな気持ちが今までヒッチハイクをしなかった理由なのだ。とにかくヒッチハイクは僕の中ではかなりタブー的行為なのである。

そこをあえてヒッチハイク。

己を囲う壁をいくつ壊せるかで、人生の楽しみ方は変わってくると思う。そうは思わないだろうか。だがそうは言ってもそれを実行するのはかなりの勇気が必要だ。そして年をとればとるほど困難な作業になる。

だからやる。

難しく考えすぎだよって思うかもしれない。でも今の僕には歩いて日本縦断するよりもヒッチハイクは困難なことなのだ。

僕は明日生まれて初めてヒッチハイクをする。35才の生まれ変わり。

またひとつ新しい世界が拓けるかもしれない。

2 件のコメント:

  1. いよいよだね。
    心配してた雪も降ったし、幸先はいいね!!!
    けど、あんまり降りすぎると旅が大変に.....

    返信削除
  2. いよいよだよ!
    ワクワクするねぇ

    雪は…
    降らなくても心配。降っても心配。笑

    返信削除