2009年12月30日水曜日

リルートを開始します

稚内2日目。特にこれといった用事もなく。休息日。

友人の車で少し足をのばして豊富町の温泉へ。ここのお湯は油がしっとりと浮いていて、すごく肌がつるつるになる。浴室に入ったとたん石油の匂いが鼻を突くが、皮膚病に効果があるということで多くの人が湯治に訪れていた。

湯上がりにジンギスカン。鍋脇の溝に水をはり、野菜は焼かずに煮て食べるのが珍しい。

その後海沿いのオロロンラインを下見がてら帰宅。思ったほど雪が積もっておらず、状況はいい。ただ、明日からの天候は下り坂で、暴風雪というから心配になる。予想天気図では、なかなかお目にかかれないほどの等圧線の混み様だ。あんまり荒れるようなら稚内から手塩まで内陸部を走る国道40号を使う作戦も視野に入れたほうがいいだろう。

ルートと言えば。

先日さらりと触れたのだけど、本州での南下ルートを再考している。日本海側を通った方が距離も短く、都市の規模も小さい(大都市は歩きにくい上に野宿に全く適さない)ため、歩きの旅には向いている。しかし冬期の東北というのも天候面では太平洋側が有利である。日本海側は晴天率が低く風も強い。のんびり歩く旅であればそれでもいいのだけど、なるべく早く踏破したい僕としては、多少距離はのびても稼動率を上げたほうがいいような気もするのだ。まして晴れてるほうが精神衛生上断然よろしい。

まだ歩き始めてもいないのだからなんとも言えないのだけれど、ルートは一旦白紙に戻し、これから歩きながら考えたいと思う。

関東から紀伊半島、四国、九州と船を使いながら中央構造線をなぞるように歩くのも楽しそうだぞ、なんてことも考えていたり。

写真1
野菜は煮て召し上がれ。

写真2
オロロンラインの壮観な風車達。ゴゥゴゥ。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    いよいよ迫ってきましたね!
    寒さ自体もそうですが、風が一番のポイントになりそうですね。
    オロロンラインに、こんなに沢山の風車があるなんて知りませんでした。
    って、ことは、風、やっぱり強そうですね。
    電子機器の凍結にも注意ですね^^

    まずは、無事にスタートに向けて、粛々と頑張って下さい。

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  2. タイ象さん

    いよいよです。
    本当に、オロロンラインさえ抜けてしまえば!と言う気落ちでいます。
    風が穏やかであることを願っているのですが。
    なんだか荒れそうですね…

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